日本救急医学会認定ICLSコースを開催しました
学生ACLS研究会の学生が中心となり当大学の救急医学講座の医師が講師となり、認定ICLSコースを行いました。
「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の略語です。
アメリカ心臓協会(AHA)の“ACLSコース”は2日間かけて行う救急科専門医をはじめとする救急診療が日常の業務となる医療従事者向けのコースですが、
2002年に医師の卒後臨床研修の一環としての蘇生トレーニングコースを「ACLS基礎(ICLS)コース」=「ICLSコース」と呼称することを日本救急医学会が決めました。
厚生労働省の通達にあるように、
「救急医療に関する初期臨床研修の到達目標として「二次救命処置 (ACLS = Advanced Cardiovascular Life Support、呼吸・循環管理を含む。)ができ、一次救命処置(BLS = Basic Life Support)を指導できる。」
の研修にあたるのがこの「認定ICLSコース」となります。
一度認定を受けておけば、卒後も有用なコースですので、学生時代から積極的に参加されることをお勧めします。